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正しい排卵期を知っていますか?

「なかなか妊娠しないのは、もしかしたら病気なのかしら?でも、いきなり婦人科に行くのはちょっと・・・。」 そんな悩みを一人で抱え込んで落ち込んでいませんか? 妊娠できない理由は、確かに病気である場合もあります。しかし、排卵はちゃんとあるのに、タイミングを逃してしまっているためにできないという場合も結構多いのです。 なぜタイミングを逃してしまうのでしょうか? それは、ご自身の生理と排卵のリズムを正しく把握していないことが多いからだと思います。 ここでは、どのようなサイクルで排卵や生理が起こるのかを説明し、いつごろが妊娠の準備に適しているのか、自分の排卵期を正しく確認するために役立てていただきたいと思います。

生理と排卵の仕組み

(月経周期・排卵はいくつかのホルモンによって調節されています) 月経周期は、以下のように繰り返されます。 排卵の時期になると、脳の視床下部からGnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)が分泌されます。 このホルモン(GnRH)は、脳の下垂体にFSH(卵胞刺激ホルモン)やLH(黄体化ホルモン)の分泌を指令します。 まず、FSH(卵胞刺激ホルモン)が卵巣へ分泌され、卵胞(卵子の元)を刺激します。いくつかの卵胞が大きくなり、その時、卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されます。この卵胞ホルモン(エストロゲン)が血液の中を通って子宮に到達するわけです。卵胞ホルモン(エストロゲン)の量が多くなると、シダ状の模様がはっきり現れてきます。 子宮の中では、卵胞ホルモン(エストロゲン)が子宮内膜を成長させ、妊娠のための準備をします。 血液中の卵胞ホルモン(エストロゲン)の量が多くなると、脳の視床下部では「卵胞が十分成熟し、子宮内膜での妊娠の準備も進んでいる。」と判断します。 そして脳の下垂体に、FSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌をやめるよう指令を送る変わりに、LH(黄体化ホルモン)の分泌を指令します。 LH(黄体化ホルモン)が多くなると、脳の体温の中枢が刺激されて体温が上がります。 LH(黄体化ホルモン)は、卵巣へ分泌され、十分に成長した卵胞を、ポンと破裂させます。これが排卵です。 排卵後の卵巣では、LH(黄体化ホルモン)が新しい細胞(黄体)を作ります。この黄体から、黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。 黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されると、シダ状の模様はなくなります。黄体ホルモン(プロゲステロン)は、卵子よりも先に子宮へ行って、卵胞ホルモン(エストロゲン)によって成長した子宮内膜を、一段と居心地の良いやわらかい場所にして妊娠に備えます。 妊娠しなかった場合は、排卵からおよそ2週間程で子宮内膜がはがれ落ちます。これが生理です。 生理があるのだから妊娠できるはず・・・ なんて思っていませんか?

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取り扱い方法

基礎体温曲線の見方

二相性月経 一相性月経 妊娠後曲線

二相性月経(排卵性月経)

一般的に、排卵日は低温期と高温期の境目(低温期の最後の日)とされています。 ただ、それはあくまでも一般的な目安であって、人によって差があり、又、体調によっても変化があります。 長期に基礎体温表をきちんと付けていても妊娠できない方は、この排卵日を誤解している場合が多いです。

一相性月経

生理があっても排卵があるとは限りませんし、排卵が無ければ妊娠もしません。 排卵の無い人の基礎体温は二相性を描かず、低温期と高温期のはっきりした区別がありません。「無排卵性月経」の可能性がありますので基礎体温表を持って病院に行くことをお勧めします。

妊娠後曲線

高温期が21日以上続いて月経がなければ、まず妊娠と考えていいでしょう。婦人科に行って確認して下さい。 基礎体温の計り方

  1. 朝、目を覚ましたら、身体を動かす前に安静な状態で計ります。
  2. 計り終えた体温を、基礎体温表に記入して、前日の点と結びます。
  3. 正確な基礎体温曲線を見るためには、毎朝一定の時刻に計ります。

基礎体温が低温期から高温期に移行するあたりで排卵が起こります。 排卵日を境にして、2~3日前後が最も妊娠しやすい時期と言われています。 一般的に卵子は排卵後24時間程度、精子は2~3日の受精能力があります。 (場合によっては、卵子が48時間以上、精子が3日以上受精能力を持つこともあります。) 早くお子さんを欲しい方は、自分の排卵日を知る事が一番です。 排卵日を誤解していると、受精のタイミングを逃してしまいます。 例えば高温期に入ってすぐだから妊娠出来ると思っても、 卵子の受精能力(1日程度)がない場合には妊娠しません。 基礎体温の下がった日が排卵日と誤解している方が多いようですが、 体温の下がった日が排卵日ではありません。 排卵の前には、卵胞ホルモンが分泌され子宮内膜を成長させて妊娠の準備をします。準備が整うと、今度は黄体化ホルモンが分泌されます。この時、脳の体温の中枢に刺激を与え体温が上がります。分泌された黄体化ホルモンは卵巣へ行き、排卵を起こします。 このため、体温が上がる前日が最も妊娠の可能性が高いと言われています。 体温表だけでは「今日が排卵日」という事は、なかなかわかりません。(体温が上がって「今日が排卵日だ」と思った時は、すでに排卵日の次の日になっている場合が多いからです。) 排卵の2~3日前から翌日が受胎(妊娠)のチャンス

受胎(妊娠)のタイミング

一般的には、排卵日は低温期と高温期の境目(低温期の最後の日)とされています。基礎体温表の説明にもそう書かれていると思います。 しかし、排卵の起こる日は、人により幅があり必ずしも低温期の最後の日が排卵日とは言えません。 一体、排卵が起こったことを本人が知るのはいつなのでしょう? 低温期から高温期へ移行するのには、2~3日かかるのが多いようです。完全に高温期になった時に本人は「ああ、今高温期なんだ。」と思うわけです。しかし、この時すでに排卵から2~3日が経過してしまっていることになります。 通常、卵子の寿命は24時間くらいと言われているので、本人が排卵があったことを知った時には、卵子の寿命が終わってしまっている可能性が高いことになります。 これでは、なかなか受精のタイミングをつかむことはできません。 では、どうやって排卵の時期を確認すればいいのでしょう? 妊娠の確率を上げるために一番いいのは、排卵があったときに受精の為の準備が整った精子が待機しているという状態を作ることです。ということは、排卵が近いことをあらかじめ察知しておくことが望ましいのです。 体温が上がる前に、排卵が近いことを知る方法はないでしょうか? 排卵が近くなると、FSH(卵胞刺激ホルモン)が卵巣へ分泌され卵巣の中の卵胞(卵子の元)を刺激します。刺激されたいくつかの卵胞が大きくなり、その時、卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌されます。この卵胞ホルモン(エストロゲン)が血液の中を通って子宮に到達し、子宮内膜を成長させ妊娠のための準備をします。卵胞ホルモン(エストロゲン)の量が多くなると、シダ状の模様がはっきり現れてきます。 血液中の卵胞ホルモン(エストロゲン)の量が多くなると、脳が「妊娠の準備が進んでいる。」と判断し、FSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌をやめるよう指令を送ります。変わりに、LH(黄体化ホルモン)が分泌され体温が上がります。 つまり、卵胞ホルモン(エストロゲン)の量が多くなってシダ状の模様がはっきり見えてきた時は、「子宮での妊娠の準備が進み、排卵が近い。」と言えます。 LH(黄体化ホルモン)は、卵巣へ分泌され、十分に成長した卵胞をポンと破裂させます。これが排卵です。排卵後の卵巣では、LH(黄体化ホルモン)が新しい細胞(黄体)を作り、この黄体から黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されます。黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されると、シダ状の模様 はなくなります。 シダ状の模様を確認することで、ホルモンの分泌状況を目で見ることができ、「排卵が近い」ことを知ることができます。
勿論、排卵のタイミングやホルモンの分泌量等は、人それぞれ個人差がありますが、前もって排卵の時期を知る手がかりをひとつでも多く持っていれば、
それだけ妊娠の確率は上がると思います。

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